
大学等を退学して、経営管理ビザを申請する場合
退学等を自主退学して、経営管理ビザを申請する場合には、いくつか注意点があります。
退学した後にあまりに期間があいてしまうと在留活動を行っていない状態で、留学ビザで日本に在留している状態となってしまうため、できるだけ早期の申請を考える必要があります。
できればある程度の準備が整うまで、退学届などを提出することは避けたほうがよいでしょう。
また、場合によっては、在学中の成績証明や出席証明などの提出を求められる場合もあります。
起業の準備に必死で、あまり大学等に通学していない状態や科目を履修できていない状況はあまり好ましくありませんので、この点も注意されたほうが良いかと思います。
大学等に通いながら、経営管理ビザを申請する場合
大学等の卒業のために必要な履修科目をほとんど取得済みであるなど、毎日の通学が必要でないような状況であれば、通学しながら経営管理ビザへの変更を申請できる場合もあります。
例えば、週に一回や二回程度の通学で問題ないような状況であれば、残りの日数は経営管理に関わる在留活動を行える状況となります。
※事前に大学等に在留資格の変更を考えていることを通知しておくことも必要な場合もあると思います。
上記のような場合は、入国管理局へ成績証明などで履修状況をせつめいできる資料を提出し、毎日の通学が必要ではなく、週の多くの日数を経営管理活動にさける状況であることを証明することで、大学等に通いながらの経営管理ビザの取得をお考えになってもよいかと思います。